サッカー

ボールの扱いが上手い子と試合で活躍できる子は違う

こんにちは。えーちゃんです。

今回は、練習を見ていて気づいた「試合で活躍する子と練習で上手い子は必ずしも一致しない」ということについてです。

息子KEITAくんの練習を見ていても練習で上手い子が試合で必ず活躍しているわけではないと実際見て感じています。

KEITAくんと練習するときもただリフティングをさせたり、コーンを置いてドリブル練習をさせたりとすることは早々にやめました。その理由は、本人があまりやりたがらなかったのはもちろんですが、こんなエピソードもあったからです。

はじめに

先日、息子KEITAくんの試合合宿の応援で他県まで行く機会がありました。

試合の運営本部近くで、ドロー表を見ていたところ運営チームのコーチ陣からこんな雑談が聞こえてきました。

「あいつリフティングは上手いんだけどなー。」

「昔もそんな奴いなかったっけ?◯◯。確か2000回くらいリフティングできてたよあいつ。」

やっぱりリフティング上手いのと試合で活躍できるのは別物だよなー」

何気ない会話でしたが、これは深いなーと思いました。

ちなみにうちのKEITAくん(2年生)は、ノーバウンドのリフティングを10回もできません。同級生ではもちろん100回以上できる子もいれば、下の学年でもKEITAくん以上にできる子は沢山います。

チームでもリフティング練習をするときはありますが、月1回やるかやらないか。本当僅かな時間だけ。

つまり、できる子はみんな親が子供のサッカーに熱心なお家なわけです。

ここに実は落とし穴があるのではないかなと思います。

親が熱心なお家は子供の自主性を軽視しがち?

親が熱心なお家の子は、やっぱり上手な子が多いです。普段から家でもたくさん練習しているのでしょう。

ドリブル練習などを見ていても、そういう子はやっぱりとっても上手い。

しかしながら、ふと気づくと試合で活躍できている子もいれば、そうでもない子もいることに気付きました。

<試合で活躍する子の特徴>

◯チャレンジする余裕がある

◯負けず嫌いで粘り強い

◯練習より試合の方が頑張る(笑)

何なら練習でふざけてる子の方が、試合で活躍してる!?

幼い頃からスポーツをしてきている妻まぁちゃんともよく話すのですが、どの競技にも

「練習だと強いのに、試合になると力を発揮できない子」

っているんですよね。誰も練習だけ上手い子に育ってほしくはないと思います。だから練習をゴールにしてはいけないんです。

子供が1番成長するのは、自分から「やりたい」と思ったとき。だから個人練習するときもリフティングやドリブル練習を無理やりやらせるのではなく、子供のやりたいことをやるべきだと自分は考えています。

ちなみにKEITAくんの最近の練習のブームは、「トラップ」。えーちゃんがパントキックを蹴って、それを止めるというシンプルなものですが、黙々とやり続けるKEITAくん。

上手くいったときは、「凪トラップできた!」とアニメ”ブルーロック”に出てくるキャラを思い返して喜んでいます。

※”ブルーロック”を始めとしたえーちゃんおすすめのサッカーアニメはこちらからどうぞ

◆親子におすすめの現代サッカーアニメ4選

子供が試合で活躍できるのを願うのであれば

今のサッカークラブの良いところは、毎週のように試合があるところ。

やはり試合で活躍するためには試合をやって学ぶのが1番です。試合で良かったところ・改善点を洗い出して次の試合まで修正する。

これは子供も大人も変わらない。

試合から逆算してどこを変えればもっと試合で活躍できるのか。

これを考え続けることが上達の1番の近道だと思います。

親ができるのは、子供が常にそう思えるよう日々の生活リズムや練習環境、練習量を調整し、モチベーションを保てるようにしてあげることくらいなのではないかなと思います。

※年代別の適切な練習時間・量についてはこちら

◆子供をサッカー好きにするために、親が出来る2つのこと

※「練習環境」の選び方についてはこちら

◆サッカーが上手くなる「よい環境」とは【子供サッカー上達法】

あとは、興味のある方は動画の撮影と編集などもおすすめ!

◆動画撮影のすすめ【子供のサッカー上達法】

◆子供のサッカーの撮影のコツと編集のポイント

まとめ

いかがでしたか?

あなたのお子さんの周りにも練習は上手いのに、試合になると活躍できなくなる子いませんか?

よく「何でも一生懸命やりなさい」と子供を叱咤する親やコーチがいますが、自分はそんな必要はないと考えています。

なぜなら何事にも「がんばりどき」というものがあるし、大人も子供も「心の余裕」がなければ楽しむにも楽しめないから。

子供は大人の影響を大きく受けます。中でもやはり親の影響は1番大きいです。

「子供のために」

そう思ってやらせていることが、もしかしたら子供の成長を妨げていることもあるかもしれない…

自分も常日頃そう思うので、勉強だけは欠かせないように努めています。

一度振り返ってみてもいいかもしれないですね。

試合で活躍してほしいなら試合の経験を積むに限る!

試合にたくさん取り組むサッカーの環境を見つけることが大切ですね。

それではまた。