サッカー

子どもをサッカー好きにするために、親が出来る2つのこと

こんにちはえーちゃんです。息子Kくん7歳は、暇さえあれば「サッカーしたい!サッカーしよう!!」が口癖となっているくらいのサッカー大好きっこ。でも、始めからこうだったわけではありません。ということで、今回はKくんがサッカー好きになるまでのプロセスについてお伝えしたいと思います。これさえ読めば、あなたのお子さんもサッカー好きに育てられるかもしれませんよ。

サッカーをはじめたきっかけ

まずは、Kくんがサッカーを始めたきっかけからお伝えしていきたいと思います。
Kくんがサッカーを始めたのは3歳。幼稚園に入園したときです。
そして、「幼稚園の習い事」としてサッカーをはじめました。
親はどちらも幼少期はスポーツをして育ってきていたので、Kくんにも「なにかやらせたいなー」と漠然と思ってました。
その当時は、明確に「これをやらせたい!」というものはなく、何を選ぶかは本人に委ねていました。
Kくんが入園した幼稚園が、放課後の習い事が盛んな幼稚園だったこともあり、年少とき「何やりたい?」と選ばせたらサッカーを選んだことからサッカー少年Kくんが誕生しました。
ここでのポイントは、
①何をやるかは本人に選ばせたこと
②サッカーの先生を子供が好きだったこと
この2つだったかと思います。
そこからは、サッカーの習い事を週1から週2に増やしたり、週2をやっぱりやめて、1回はプールにしたりと紆余曲折はありましたが、結果的に7歳の今日までサッカーを続けることができています。(プールは幼稚園卒園とともに辞めました)

やりすぎは禁物~「もっと」と思わせる余白づくりが大切~

本格的にサッカーにのめり込んだのは、Kくんが小学生に上がって半年くらいたってからだったと思います
幼稚園で教えてくれていたサッカー教室が、土日に「選手コース」を始めたこともあり、Kくんもそこに通い始めました。
選手コースは土日とも行われ、練習時間は1日3時間。
運動量が多いから大変かな?と思い、我が家の方針で土日両方行くことはせずに、どちらかはしっかり休養を取ることにしました。
えーちゃん
えーちゃん
まだ小1だし、体調整えて学校優先!
後々考えると、しっかり休養を取っていたこと、これがどうやら良かったようです◎
小学生になってからは、家の近くのフットサルにも平日週1通っていました。
土日の選手コース週1180分。
フットサル週160分。
合計240分ほど。
えーちゃん
えーちゃん
これは後で知ったのですが、日本サッカー協会が推奨している小学校低学年の1週間の練習時間の目安は、300分以内なんだとか!!これ以上の時間やらせるのは、逆効果だそうですよ。
・子どもたちを支える大人の皆さまへ← 各年代のハンドブックはコチラから
上記、JFAキッズプログラムU-8/U-10ハンドブックによると、子供が自分たちで自由にボールを蹴って遊ぶのはいいが、集まって大人の指導のもとで取り組むのは8歳以下で週1~2回、1回45分くらいが目安なのだそう。そういった意味では我が家もやらせすぎなのかも。
とはいえ、Kくんは今のところ「もっとやりたい!」とうるさいくらいなので、ちょうどいいと思っています!上記はあくまで目安ですから、自分の子どもに合わせて親が見極めてあげることも大切じゃないかなと思います。
ちなみにともに選手コースに通うお友達の中には、小学一年生で週4回サッカーをやっている子がいます。(スゴイ!)
時間に計算すると…
平日60分×2回 + 土日180分×2回 → 合計480分。
このお友達、確かに上手なのですが、サッカー熱は低め。
一緒に公園に遊びに行った際には、「サッカーしよー!」としきりに誘うKくんに対して、
「えっ?やだー。違うので遊びたい」と逃げて回っていました。
最近の練習や試合では、ちょっと伸び悩んでいてそのお友達もその親も悩んじゃっているみたい。
ちょっと可哀想だな〜なんて思いながら見てしまいました。

ということで、のめり込ませるのに大切なことは、大人主導で練習をやらせ過ぎないこと。子供が「もっとやりたい!」と思う程度の「余白を作ること」が大切だと感じています。

親子でのサッカー練習は、子供のやりたいことを最優先に

最後は、子供の練習の付き合い方についてです。
上手く「余白」が作れると、子供は「サッカーしたい!サッカーしたい!!サッカーしたい!!!」とうるさくなります。笑
えーちゃん
えーちゃん
でも、練習増やしちゃうとオーバーワークになっちゃうしなー。
というときは、お父さんお母さんの出番です!
とりあえずボールを持って近くの公園へGO☆
公園についたらまず聞いてみましょう。「何したい?」と。

お家の人との練習で大切なことは、「子供の好きな練習をやること」です。

 

これは結果論なのですが、始めは
「よーし!親子でハードトレーニングして、久保選手目指すぞ!」
なーんて、クラブでやってる練習メニューメモってやらせようとしてみたり、
リフティングを毎回回数数えて記録残そうとしてみたりしたのですが、
親のハリキリとは相反して、子供のモチベーションは低下傾向に…
あるとき「練習しよ!」と親が誘ってみると、
「え〜、まぁいいけど、、」と乗り気でない様子の息子。
だって「サッカーやりたいんでしょ?」と聞いてみると、
「だってそれパパのやりたいことでしょ?ぼくのやりたいことじゃないもん!」
とのこと。
「そんな軟弱なこと言ってたら久保選手にはなれないぞ!!」
なんて言いたくなっちゃいましたが、そこはグッとこらえて、
「じゃーKくんの好きなことでいいからやろう」
という話しになりました。
その後は、Kのやりたい理不尽な1対1ゲームばかりを1年以上やっています。
ちなみに理不尽な1対1のルールはこんな感じです。
◯公園のベンチをゴールに使用(他の利用者がいないとき)
◯親は走るの禁止!
◯ゴールを決めても毎回子供ボールでスタート!!
◯利き足ゴール1点、逆足ゴール2点、また抜きしたらボーナス特典10点追加(2回抜かれたら20点)
◯親が決めてもなぜかファールってことで得点を取り消される!!!
その理不尽さは日に日酷くなっていき、200対0で負けることもあります(笑)
幼稚園の年長くらいから始めて大体1年半くらい経ちますが、今のところ100%子供が勝っている状態です。
ちなみに、理不尽なルールは、始めから決まっていたわけではなく、日に日にルールが増えていった感じ。もちろん考えたのは全て子供です。
でもそれが良かったらしい。
始めたころは、よく途中で仮面ライダーに変身してました。(もはや懐かしい…)
途中からフットサルも始めたのですが、そこは上手い子が沢山いて毎回凹んで帰ってきたKくん。
でもすぐ「パパサッカーしよ!」とその1対1で自信を取り戻しているようにも思いました。
小学生になったあるとき、作文を持って帰ってきたのですが、そこには「いつもサッカーの相手してくれてありがとう」なんて書いてあったりもして、子供のやりたいことを優先して良かったなってそのとき初めて思いました。
一方で、やっぱり親のやりたいこと、エゴを押し付けてはいけないんだなと反省もしました。
お家で練習するときは、子供のやりたいことをやらせてあげてください。
多少理不尽でも付き合ってあげてください。
その経験が「根拠のない自信」(自己肯定感)を育ててくれます。
子供も愛されてる実感を得ます。
サッカーを通じて親も子も早くも成長を感じている今日この頃です
そうそう。
たまにですが、スーパー負けず嫌いの妻とKくんでサッカーをするのですが、その時は理不尽ルールは影を潜め、真剣勝負をしているようです。
相手が子供でも一切手を抜かない妻が、Kくんとガチンコバトルして勝ったり負けたりしているようですが、それはそれでバランスが取れていて良いのかも…

親子での練習は、遊びの延長。あくまで主役は子ども。大人のエゴはひとまず置いておいて、とことん子どもにあわせてあげましょう。育児は育自。

まとめ

いかがでしたか?
子供をサッカー好きにする方法は、
1.練習のしすぎはダメ。もっとやりたいと思わせる余白づくりが大切
2.親との練習では、子供主導でサッカーを楽しむこと
この2つが大切だと、経験から言えます。
今一度自分と子供の環境について振り返り、是非子供が自分から「サッカーしたい!」「サッカーしよう!」という子に育て上げてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。