こんにちは。えーちゃんです。
今回は、子供とサッカーするときの練習のコツについてお伝えします。子供とサッカーをするとき、あなたは何を意識してやっていますか?我が家では、息子KEITAくんが「サッカーしたい!」「サッカーいこ!」と毎日のように言ってくれるようになりました。ここまで来るには、もちろん沢山の失敗がありました。そんな失敗も皆さんと共有して、少しでも参考になればいいなと思います。
目次
はじめに
先日、プロサッカー選手の久保建英選手の子どもの時のドキュメントを見ました。久保選手は2歳からサッカーを始め、3歳の頃には毎朝お父さんと一緒にサッカーをしていたとのことでした。
ちなみにお父さんは、筑波大学サッカー部出身とのことで、息子をプロ選手にという想いがあったのでしょう。しかしながら、久保選手のお父さんが素晴らしいと思ったのは、決して大人本位な練習をしていなかったという点です。
ゴールデンエイジまでは親がサッカーを教えると考えていたお父さんは、久保選手と練習する際、意識していたいくつかのポイントがあったそう。それは、
1、必ず褒める
2、叱らない
3、ミニゲームの最後は必ず子供に勝たせる
最初は、とにかくサッカーを好きになってほしいと思っていたそうで、それには上手くなることが一番と考えていたそう。そして、「まずは親子でサッカーを楽しむ」ことをポイントにして取り組んでいたそうで、子供(久保選手)のやりたいようにやらせたようです。
我が家でも様々なことを意識して親子サッカーをしてきた昨今。まずは失敗例からお話します。
親子サッカーの失敗例
始めは、毎日色んな練習させて久保選手目指すぞ!なんて思っていました。(久保選手がどんな育ち方をしたのかも知らずに…)いざやる気満々で色んなメニューをやらせてみようと試みました。
するとある日、親から「サッカーしよ!」といつも通り誘ってみると、「えー、まあ別にいいけど…」と渋る様子のKEITAくん。
いつも「サッカーしたい!サッカーしたい!」とうるさかったクセに、こんな様子になったときがありました。
「嫌なの?珍しいね?」と聞いてみると、
「最近好きなことやらせてくれないんだもん。ドリブルとかはパパがやりたい練習でしょ?ぼくのやりたいことじゃないもん。」
とのこと。ちなみに実際にやろうとしていた内容を挙げると、
1、クラブのウォーミングアップメニューをメモってやらせようとする
2、決まった回数リフティングをさせる
3、コーンを置いてドリブル練習させる
4、1対1で容赦なくやっつける
などなど。どれ一つ最後までやってくれない息子くん…(泣)。
「そんなんじゃ久保選手にはなれないぞ!!」と心の中では思いつつ、「じゃーKEITAくんの好きなことでいいからやろ」
と伝えると喜んでまたやるようになりました。と同時に親が色々と考えたメニューをやらせることをあきらめた瞬間でもありました。
しかしながら、好きなこと二人でひたすらやっていると、試合でも少しずつ活躍できるようになってきたKEITAくん。そんな姿を見ていると、これで良かったんだなと反省をした親なのでした。。
親子サッカーのコツ(ポイント)
失敗談ばかり述べてきましたが、結果的に言えばKEITAくんはメキメキ成長を見せてくれるようになってきていて、とある大会ではチームの優秀選手に選ばれたり、最近では一つ上の学年の試合にも呼ばれ、その試合でもバリバリ活躍できるようになっています。
この一年でこれだけ成長できた理由を考えてみると、チームの練習はもちろんですが、この親子サッカーも重要な役目をになっていたように感じます。
では、親子サッカーをするときは何を意識して取り組んでいたのか。(現在進行形ですが)
まとめてみたいと思います。(久保選手のエピソードとかぶる面もありますが、ご了承ください。)
<親子サッカーのコツ(ポイント)まとめ>
①子供のやりたいことをやる
②勝負事は親が負けるようにする
③子供が褒めてほしそうなところを褒める
④人と比べない
1つずつ解説していきます。
子供のやりたいことをやる
これが一番大事なことかもしれません。親のやらせたいことを強制的にやらせることももちろんできなくはないですが、それだとまず長続きしません。続いたとしてもそれは、自発的なものではないので、やらされている感が強くなってしまいます。技術力は確かに上がるかもしれませんが、レベルの上がったサッカーで重要なのでは、「自分で考えて行動できる力」。未来に繋がらないかもしれません。
勝負事は親が負けるようにする
負けることを勝つこと、あなたはどちらが嬉しいですか?親が本気を出して子供を負かして何かいいことはありますか?大切なのは、練習をし続けること。継続していくために子供のモチベーションを常に上げていきましょう。
子供が褒めてほしそうなところを褒める
子供がチームの練習で習ってきた技や自分で考えて出してきた技は、少し大げさに褒めましょう。応用行動分析の分野では、「褒める」ことはその行動を強化することと同じ意味を示します。大切なのは、初めてやったことや子供がいつもとは違うチャレンジをしたことにいかに気づいて言葉かけをするか。「おっ!今シザーズやったね!」「また抜きねらったなー!」など、この一声で子供は”やってやったぜ””もっと色んな技を出そう!”という気持ちになります。子供の変化に気づく努力をしましょう。
人と比べない
「〇〇くんは試合であれできてたよ」「〇〇くんのように」などの言葉かけをして、いい方向にいった試しはありません。人と比べてもしょうがない。自分の子どものいいところ・得意なところにスポットライトを当てて、どんどん褒めるようにしていきましょう。それがその子の武器になります。
まとめ
いかがでしたか?
久保選手の話しから色々な共通点もあったので、改めて整理してみました。
最近のKEITAくんの練習のブームは、「トラップ」です。以前は公園のベンチをゴールにしてひたすら1対1を繰り返していましたが、最近は自分でも練習の必要性を感じたのか、自分にパントキックを蹴らせて、トラップすることを繰り返しやっています。
上手くできると「凪トラップできた!」とアニメブルーロックに出てくるキャラクターを思い出しながら嬉しそうにしています。そんな姿はまだまだカワイイですね。
※「ブルーロック」についてはこちら
ちなみにチームでもやってきてと言われているリフティングなどは、「まだやらない。別に試合では活躍できてるからいいの」と言っていました。きっと必要性を感じた時に自分からやり始めることでしょう。それもいいと親として見守っています。
少しでも参考になったらうれしいです。
ではまた。