サッカー

幼稚園児と小学生(低学年)のサッカーの違い

こんにちは。えーちゃんです。

今回は、幼稚園児と小学生(低学年)のサッカーの違いについて解説します。幼稚園からサッカーを始め、続けてきた息子やチームを常に見守ってきたからこそ分かる変化についてお伝えします。

結論から言うと、幼稚園児と小学生(低学年)のサッカーの違いは4つあると考えています。まず、それぞれの時期のサッカーの特徴をまとめ、最後に大きな違いをまとめてお伝えします。

はじめに

我が家の息子KEITAくん(8歳)は、幼稚園の年少からサッカーを始め、今年でもうサッカー歴は5年目になります。

今は4月から新しくできたクラブチームで週3回練習や試合、トレーニングマッチなどを頑張っています。

新しいクラブチームといっても、幼稚園からやっていたメンバー達なので、その成長具合もよくわかります。

最近では、一つ上の学年の試合にも出るようになり、他学年との交流も増えてきて様々な学年のサッカーを見られるようにもなってきました。

今回はそんな環境でわかった幼稚園サッカーと小学生(低学年)サッカーの違いについてまとめてみました。

幼稚園児のサッカーの特徴

違いを語る上でまずは、幼稚園児のサッカーの特徴を挙げていきましょう。

<幼稚園児のサッカーの特徴>

①お団子サッカー

② 足の速い子が活躍できる

③キック力のある子が重宝される

④上手い子が1人いれば勝てる

一つずつ解説していきます。

①お団子サッカー

幼稚園児はとにかくボールに群がります。「ボールのところまで行って蹴る!」これが幼稚園児のサッカーです。

②脚の速い子が活躍できる

群がるお団子サッカーの中で、1つ跳び出せるのが脚の速い子です。群集から飛び出てくるボールに誰よりも速く追いついてゴールに向かっていくことができます。

③キック力のある子が重宝される

シュートもそうですが、特に必要とされるのが、「ゴールキック」です。これを遠くまで飛ばせないと、すぐ失点に繋がり、チームの負けに直結します。なので、賢いコーチがいるチームは、必ずキック力がある子にゴールキックを蹴らせます。そして、そういう子は、コーナーキックやフリーキック、ペナルティキックも任されるなど、重宝されていきます。

④上手い子が1人いれば勝てる

この年齢での「上手い子」は、上記2つを兼ね備えた子、つまり脚が速くてキックが蹴れる子です。そして、チームにそういう子がいるかいないかで、勝ち負けが決まります。

小学生(低学年)のサッカーの特徴

次に、小学生(低学年)のサッカーの特徴です。

<小学生(低学年)のサッカーの特徴>

①ポディションがわかってくる

②パスを使えるようになってくる

③キック力があって脚の速い子がまだ活躍できる

④戦術の理解力に差が出てくる

解説していきます。

厳密に言うと、小学校2年生辺りから段々と変化してくる印象です

①ポディションがわかってくる

チームの方針にもよりますが、始めは攻めと守りくらいの役割分担から始まり、真ん中・右サイド・左サイドにわかれていきます。稀にキーパーをやりたいという子も出てくるかもしれません。繰り返しポディションを確認していくことで、少しお団子サッカーから卒業していきます。

②パスを使えるようになってくる

これもチームの方針によるかもしれませが、少しずつ周りが見え始めてきて、3年生にはドリブルではなくパスをうまく使うチームが勝てるようになってきます。

③キック力があって脚の速い子がまだ活躍できる

「まだ」というのがポイント。幼稚園・一年生と比べて少しずつ他の子との差はなくなってくる印象です。

④戦術の理解力に差が出てくる

脚が速くてキック力があって、本能のままに動き回る子が大活躍してきた時期から、コーチの言う戦術を的確に理解し、遂行しつつ、コーチの想像を超えてくる子が出てきたりします。

幼稚園児のサッカーと小学生の大きな違い

特徴を見てみるともうわかるとは思いますが、小学生は知能レベルが上がってくるので、より賢いサッカーやポディショニングを意識したサッカーができるようになってきます。

<幼稚園児のサッカーと小学生(低学年)の違い>

①ポディショニングを意識できるようになってくる。

②パスが使えるようになる。

③ディフェンスのカバーなど、チームワークが身に付いてくる

④個からチームへ。組織的なサッカーができ始めてくる。

まとめ

いかがでしたか?

「そうそう」と思う部分もあれば「そうかな?」と思う部分もあったかもしれません。

始めた時期やチームの熟練度にもよると思います。また、同じクラブチームでもスポンサーがついてるような名門サッカークラブなどは、レベルがまた違うため、今回の内容には当てはまらないかもしれません。

あくまでも一般サッカークラブの一例ということでご理解いただければと思います。

小学校低学年までは、「サッカーは楽しい!」「サッカーが好き!」という気持ちを育てる時期。キック力や足の速さは、これからいくらでも伸ばせるので、親としてはまずとにかく楽しんでほしいですね。

成長のスピードは子供一人一人違うので、我が家も慌てず焦らず見守っていきたいと思います。

ではまた。